今なにかとお騒がせ中の小●館の原稿紛失問題について、
曲がりなりにも絵を描く者として思う事を少々書いてみようかと思います。
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白黒にしろ、カラーにしろ、原稿を描くコトって、
描く側にしたら自分の気持ちと時間と魂こめて描いてると思うんです。
その大切な原稿の扱い方、管理体制、編集担当者の意識、
それひとつが欠けてもダメなコトなのに、そのどれもが欠けていたのが
あの会社なのではないかと私は思いました。
もちろん私には客観的なコトしか分かりません。
当事者である先生、それを受け自分にあった事実を語った先生、
そのどれもを読んでみて感じた、思ったことがそれです。
今すごく小●館に対してガッカリしています。
私が好きな作家さん達が、そんな風に不当な扱いを受けているかも知れないと
思うと怒りさえ覚えます。
どんな小さなカットであっても、
描いた本人にしたらそのどれもが大切な作品です。
それを、『原稿料さえ払えば無くなったって関係ない。』
とでも言うような対応しかできない会社なのかと・・・失望します。
今までの対応が間違っていたのなら改善する方向で
お話を進めるならまだしも、
改善する気さえないような回答ばかりが出てくる。
原画の価値って、原稿料だけの問題じゃないと思うんです。
特にカラー原稿などは、当事者の先生がおっしゃってるように、
美術的価値も含まれてくるものだと思います。
大きな力に負けない。
価値あるものがちゃんと価値があるのだと認めてもらえる結果が出る事を
せつに願います。
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